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2024.12.06(金) 22:03
42巻読みました…!
描き下ろし漫画まで読んで、ほんとの本当にヒロアカ完結したんだなあと寂しい気持ちもありますが、…いやでも描き下ろしが良過ぎて放心しています。
本編の感想は本誌を読んだ時に書いたので、描き下ろしの感想をちょこっと(荒ぶっていますすみません)。
Waveboxに絵文字ありがとうございます!更新が滞る中でも、サイトに来てくださっている方がいらっしゃってとても嬉しいです。ありがとうございます!
#[42巻描き下ろし漫画]
もう一回言うけど、いや描き下ろし漫画良過ぎるな!!??
大人になったA組の皆のストーリーが見れるだけで嬉しいのに、皆大好き(?)な飲み会まで…。あと運転しているかっちゃんまじで好き。車にお菓子のカスとか落とされるの絶対嫌なの、まじでかっちゃんって感じですわ。
ていうか、ねえ…。
大人上耳のツーショット拝めるなんて聞いてないよ!!!!(ありがとうございます!!!!)
夢かと思った。ページ捲って左ページに上耳の気配を感じただけでもうだめだった。本当に夢かと思った。
乾杯した時に耳郎ちゃんの隣の席が空いている時点で、「はい、ここ絶対上鳴君の席~。知ってます~」って思って、それだけでもうテンションが上がって、その後「わさびいれたでしょ」で隣に居たからやっぱりね~!(ドヤ顔)って大喜びしていたのに。
あと上鳴君が瀬呂から「44位が2位に~」って言われている時に、耳郎ちゃんがかばうようなことを言っている時点でウハウハしていたのですが(これについては後からまた話したい)。
まさかまさか、公式から事務所が隣のことを触れてもらえるなんて…!
しかも話の振り方が黒色君と希乃子ちゃんが付き合ってる流れ~からの、瀬呂の「君らはどうなの」っていうパス!!!
動悸息切れ動悸息切れ動悸息切れ動悸息切れ動悸息切れ
リアルに胸を手で押さえました。ウッ……。何か急に胸が苦しくなって…。急な供給に身体がついて行かなかったようです。
コミックスを伏せたまま一通りジタバタして(本当に手足ジタバタした)、呼吸を整えてから読みました。
何かもう何から言って良いか分からないのですが、
・二人でケロッと笑ってお付き合いを否定
・耳郎ちゃんの方が独立が先
・上鳴君はイヤホン=ジャック事務所の隣のビルが空いていて「即決」
好きな要素がもりもりでやばい。最高過ぎんか…。これ、公式なんマジ…?
しかも「高一ん時の席」って上鳴君がわざわざ言っているので、二人は二年生以降席が隣じゃなかったようです。その後、二年、三年と高校生活があって、上鳴君には他にも隣の席の人がいたってことですよね。だったら席が隣だったことってそんなに特別なことではないと思うんだけど、上鳴君は高一の時に席が隣だった耳郎ちゃんの隣に行くと安心するんですね~~~。へえ~~~。
私の直感を書いても良いですか。
この二人、もうすぐ付き合いますわ。もうだいぶ良い感じの仲になってますこれは。
ぴんと来たのは、さっき言った瀬呂の「44位が2位に~」で耳郎ちゃんがかばったところ。高校生の耳郎ちゃんだったら、上鳴君を守るようなことを言わないんじゃないのかなあと思って(…と文字にすると、何か耳郎ちゃんが酷いみたいな感じに見えちゃうけど、分かりませんかこの感覚!?)。
おそらく上鳴君より先にヒーローチャートにランクインしている耳郎ちゃんだからこそ、順位があってもヒーロー自体の上下はないよっていう思いがあって、その優しさからの台詞だったのかもしれないのですが。
でもねえ、私はやっぱり耳郎ちゃんのこの台詞に結構びっくりしたんですよ。「わ、耳郎ちゃんが優しく上鳴君をかばってる!」って。
隣同士でカラッと笑っている二人の表情が、何とも言えず穏やかで優しいところもアヤシイぞってことで…。これ、二人の関係がLIKEからLOVEに変わりつつありますよ…。
今かなり荒ぶる心のまま書きなぐったので、一晩寝たらどういう解釈に変わっているか分からないのですが、今はそんな気持ちです。
上耳のことが本当に好きです。ずっと好きで良かった(涙)。これからもずっと大好きだーーー!!!!!
畳む
2024.08.15(木) 14:03
ヒロアカ最終話まで読みました…!ようやく私の中でも物語が完結しました。
堀越先生、連載お疲れさまでした!
いざ読み終わってみると、寂しさよりも「面白かった!!」っていう明るい気持ちでいっぱいです。ヒロアカ大好きだーーー!!!
ちょこっと感想です。コミックス派の方にはネタバレになりますので、ご注意ください。
デクの「残り火」って言葉を聞いて泣いてしまうかっちゃん(泣っちゃん)に私ももらい泣きしてしまいました…。
雄英入学当初から身も心も大きく成長して、それとともに素直になっていくかっちゃん何なんですか(好き)。かっちゃんってずっと何歳になっても少年なんだろうなあと、このシーンを読んで思いました。
競い合って、「追っかけて」っていう台詞に、かっちゃんにとってのデクの立ち位置が表れている気がして、ここでまた涙腺が…。かっちゃんの喪失感が紙面からダイレクトに伝わってきて、読んでいるのつら過ぎました。デクは納得しているだけに、一人だけ置いてきぼりにされているような。
かっちゃんも残りの高校生活で、デクが無個性になった事実に折り合いをつけようとしただろうけど、できなかったんだろうなあ。自分の気持ちとしてもそうだし、デクを見ていれば彼が本当に望んでいることも分かるだろうし。だから最終話の最後の展開になるんだよね。
戦いが終わった後のお話をこんなに丁寧に見せてもらえるなんて思わなかったので、後日談がたくさんあって嬉しかったです。
堀越先生の27号のコメント「結は短くが基本ですが~」に全力で「それで良いんです!ありがとうございます!!」って頷きました。ヒロアカが完結する心の準備を少しずつさせてもらえてような気がしました。だから読後に寂しさがなかったのかも。
他にも色々言いたいことがあるのですが、すみません最終話のある一コマで頭がいっぱいでもう我慢できません。
えっ、チャージズマとイヤホン=ジャック隣に事務所構えたん!!!???
うっそ……、え、まじ……?
あ~~~~~そういうこと? そういうことですか? 26歳にして常に隣で人生を歩むことに決めたんですね!! ふーーーん、そうなんだ。へえ、ほお~~~~~。
こんなことしかもう考えられません。
最初「何か上鳴君っぽいマークの付いたコンビニだな。上鳴君、コンビニの経営も始めたんだ?」とかアホみたいなことしか考えてなくて、最後まで読んでネットで感想とか探していた時にこの指摘を見つけて、慌てて読み返して「ほんとだ……」ってなりました。
私一人じゃ何も分かりませんでした……。世の中の有識者の方々に感謝申し上げます。
てか二人とも20代半ばでヒーロー事務所を構えられるようになったんだ。すごい、こんなに成長して……。
耳郎ちゃんの左耳は、エリちゃんの力で元に戻るのかなとちょっと思っていたのですが、そうはならなかったみたいですね。仮にその提案があったとしても、耳郎ちゃんは断るかもしれないなとも思うのですが。どちらにせよ耳郎ちゃんが変わらずヒーローを目指せて、そして夢を叶えてヒーロー活動を続けている、私はそのことが何よりも嬉しいです。
んで、事務所隣にしたんだ? ふーん?
でもこれで分かったんですけど(?)、お互いが事務所を構えた時点では上耳付き合ってませんわ……。だって付き合っていて、事務所を隣にはしないだろ~~! 耳郎ちゃんは絶対そうしないだろうし、上鳴君も何だかんだ公私の区別はすると思うので。でも建っちゃった後は分かんないけどね……ねえ?
だって毎日のようにあのコンビニや事務所前や最寄り駅で顔を合わせるんでしょ? ていうか、チャージズマはイヤホン=ジャック事務所に何かにつけて遊びに行っているでしょ? ヒーロー活動も何かと協力する機会が多いだろうし、何なら関連事務所的なそういうのを結んでいるんでしょ? 忘年会とか暑気払いとか歓迎会とかそういうのも合同でやってるんでしょ? 知ってるよ、見たもん(幻覚)。
てか設立したのって、同時期? それともどっちかが先? 偶然に隣なん?
永遠に分からないけれどもそのおかげで妄想が捗る可能性を堀越先生が最後にプレゼントしてくださった……。ありがたや……。これで一生飯が食える……。
しかもプロヒーローになった二人のコスチュームも格好良くなっているし、耳郎ちゃんも上鳴君も髪ちょっと伸びてるし、大人になっとる……。大人になった二人の姿を最後に見れて私は幸せ者です(感涙)。
で、この二人一日一回はどこかで顔を合わせてるんだろうなと思うと、頭が沸騰します。本当にやばい。脳から何かすごく私を幸せにする成分が分泌されています。
最終回までの感想を書こうと思ったのに、今はもう上耳のことしか考えられません……。
ていうかこんなに大好きなカプの考察が捗る要素を最後にもらえたことが、信じられないのですが。本当に堀越先生ありがとうございましたとしか言えないです。上耳が大好きだーーー!!!
畳む
2024.08.07(水) 20:59
ヒロアカ41巻の感想です。無駄に長い。
ジェットコースターに乗っているみたいな怒涛の展開で、やっぱりヒロアカは面白い!!と思いながら読みました。41巻はいつにも増して本当に内容が濃くて、そして最終回に向かっているんだっていることがひしひしと伝わってきて、読んでいる間も読了後も興奮と寂しさが入り混じった不思議な気持ちでした。
とにかくさあ……AFOのやることがグロテスク過ぎる……。まさか死柄木の人生すらAFOに作られたものだったなんて、想像してなかったので衝撃が大き過ぎました。
ひとの人生を何だと思ってんだよ!って、本当の本当にAFOは読者に嫌悪感を抱かせるのが上手いよなとある意味感心しました。
あのガッポイ文化祭編も、AFOの気持ち悪いくらいのヤバさもみんな同じ人の頭の中から生まれているんだよなと思ったら、堀越先生のすごさを感じずにはいられないです。本当にすごい……。
24~25巻で転弧君のエピソードを読んだ時に、彼にだけ急にこの個性が出たのかな?両親は全然違う個性で突然変異ってこと?両親から受け継いだ個性ならもっと育て方というか扱い方が分かっているはずだよな……、と思っていたのですが、その時の違和感というか疑問の答え合わせが今回することができて震えました。
しかも転弧君の皮膚が痒かったのは、AFOによって後から与えられた個性だったからなんですね。
青山君のレーザーが身体に合わなくてお腹が痛くなるように、もともと自分の個性ではないから、崩壊の個性に耐性がなくて皮膚に症状が出ちゃっていたんですね。
これも伏線だったんだ、と気づいて更に堀越先生すごい……となりました。
そしてそして、上鳴君のデクへの思いに泣かされちゃいました。
それは信用してないってことじゃないよ。友達なんだから心配して当たり前じゃん!って言ってあげたいです。デクが強いことも頼りになることも知っているけど、弱さや危なっかしいところも分かっている、友達だからこその感情ですよね。
しかもそう言いながら泣いているなんて、上鳴君は本当に心が優し過ぎる……。
デクを想っての心配とか恐怖とか信頼とか色んなものがぐちゃぐちゃになって、自分でも何で涙が出ているのか分かってないんだろうな。身体が先に反応しちゃう感じが本当に上鳴君だなと感動しながら読んでいました。
あと、ヤオモモを支えるのではなく、ヤオモモから支えられているのが上鳴君っぽいって思っちゃいました。この二人の組合せも好きだ~。
上鳴君のこういう感性の繊細さが好きなんですけど、ヒーローを目指す上でたくさんしんどくなっちゃうんじゃないかって心配になってしまいます。だけど上鳴君の周りにはちゃんと仲間がいるから大丈夫だよなとも思います。
もーーー本当に上鳴君のことがますます好きになりました。
しかももうショートして限界はとっくに越えているだろうに、そこからまだまだ個性使ってサポートに回れるのすごいよ。いっぱい成長したんだね……(泣)。
上耳の二次創作をする時に、「上鳴君のこと優しく書き過ぎかな?」と迷うことがよくあるのですが、原作の本物の上鳴電気がいつもその想像の優しさをはるかに越えてくるから、「全然大丈夫だった。というかもっと優しくても良いくらいだわ」になる。今回もまたそんな気持ちになりました。
で、瀬呂~~~~~!!!!!
瀬呂がデクの元に駆け付けた瞬間、あまりの感動で一旦コミックスを机に置いてしまいました。何この尊い展開は……。A組のみんなが一致団結するところが大好きなので、こんなに感動する展開が急に来ると思ってなくて、しかも瀬呂・砂藤・尾白っていうのがまた良過ぎて、一分くらい無心で呼吸して心を整えてから読むのを再開しました。
耳郎ちゃんも左耳を手当して駆け付けているのに泣けました。やっぱり仲間のために立ち上がれる人ですよね、耳郎ちゃんは。
エリちゃんにとって文化祭のAバンドのステージが、本当に大切な思い出として心に残っているのが嬉しいし、きっと楽しいお歌の象徴として耳郎ちゃんを覚えてくれていることも感動する……。
耳郎ちゃん、あんなに自分でためらっていた音楽でちゃんとヒーローになれているんだよ!って言ってあげたい。というかエリちゃんを見ていればもうその気持ちは本人に伝わっているよね。
そして駆けつけた皆に助けられて、導かれて走り出すデクの姿がもう本当に良い……!!良いしか言えない。
継承されてきた個性で戦って、それが残り火になっても、今度は周りの人たちから応援やサポートという形で力を繋いでもらって、前に進んで行くところが本当にヒーロー・デクだなって感じられて、感動しかないです。
しかも私、「頑張れ」って言葉が好きなので、この言葉が何の裏もなく真っ直ぐ純粋に描かれているところにもうやられました。
頑張れって時と場合によっては言っちゃいけないかなとか、すでに頑張っている人に頑張ってって言うと良くないのかなとか、そんな風に思う時もあるけど、やっぱり究極には「頑張れ!」って言うしかない時、伝えられることがそれしかない時ってあると思うんですよ。
このシーンは作中のキャラクターと同じく、読者もきっと「デク頑張れ!」って思うじゃないですか。
ヒロアカって物語が複雑だったり、正義と悪っていう難しいテーマがあったりするけど、こういうある意味王道なことを、しっかりストレートに描いてくれているところがあって、だから私はヒロアカが好きなんだって改めて思いました。頑張って欲しい時に「頑張れ」って素直に言って良い気持ち良さみたいな。
上手く言語化できているか分からないけど、私がヒロアカを好きな理由がNO.422「緑谷出久:ライジング」という形で表れているような、そんな気がしました。本当に好きという言葉しか出てこない(泣)。
このまま本誌のバックナンバーを買おうか迷っている、……というか買います!
続きはお盆休みの楽しみにしたいと思います。
畳む
2024.04.14(日) 17:49
40巻の感想らしきもの。
ステインが現れて良い意味で、来たー!と思う日が来るとは思わなかった。血を嗅いで「うーん違う」ってなってんのが何だか可愛かったです。あの緊迫した場面にこういう小ネタ?入れるのずるい。
青山君と葉隠ちゃんの共闘はアツかったです。一緒のインターンで訓練してきた土台があったからこそのコンビネーションなんだよなと思えて良かった。
敵を倒した後の葉隠ちゃんの、「"個性"、強くなって(伸びて)るんだね…!」と、青山君の切なそうな横顔がもう……。AFOに与えられた個性だけど、訓練を重ねて進化し続けたのは青山君の力で、こういう風にふと言葉にできる素直な感じが葉隠ちゃんっぽいなあと思いました。
あと、かっちゃんが(無事じゃないけど)無事で良かった。エッジショットも…!
オールマイトから装備を受け取った時の笑顔がもうガキんちょで最高(泣)。かっちゃんの表情がどんどん豊かになっていくのを見ていると胸がギュンってなります。無邪気になっていくのにむしろ大人になったなあと思えるの、ほりこし先生すごい…ってなる。
AFOに駆藤って呼ばれた時の返事、自分でかっちゃんとか言うんだ?ってびっくりしたけど、これもデクとの関係性の変化があってこその台詞だよなあとしみじみしてしまった。
それから、倒れそうな時に切島君に言ったことを思い出して踏みとどまるのもめっちゃ良かった…。切島君はこの言葉をすごく大切にしているじゃないですか。それを言った本人も、その言葉に支えられるって良いなあ…って思いました。
そして「これは俺たちの物語だ」って、かっちゃんの口からこんな言葉が出てくるなんて…成長が止まらねえよぉ…。センスあって努力も人の何倍もできる人間が周りへの感謝を覚えたら最強じゃん。
個性因子ですらホークスはホークスだったのが面白かったけど…けど…、持ち主に戻ることはないんだなあ…。AFOが付与した個性はどうなるんだろう。青山君の個性も消えてしまうのかな。
AFOがここで倒されるの意外だったけど、本当に倒されたのか?とまだ信じられない気持ち。何かそのうち復活しそうじゃん?さすがにしないかな?
畳む
2023.12.06(水) 23:13
39巻読みました。この巻の話重かったですね…。いや、ここ最近は毎回重いか…。
以下、感想など。
エンデヴァーと荼毘の戦いは、ヒーローと敵の戦いというよりは家族間の問題という感じだから、冷さんが来たところがすごいぐっときて、そうだよなこれは轟家の話だもんな…って思いました。
最後に轟君が駆けつけるのを見て、冷さんが前に言っていた「焦凍がうちのヒーローになってくれた」って言葉を思い出しました。そして、轟君がお母さんに宛てて書いた手紙の文面、素直で優しすぎませんか…? 轟君の言葉選びのひとつひとつに嘘がなくて、すごく好きだなと思いながら何回も読みました。
末っ子の轟君の雄英に入ってからの変化、ひとを想う心根の優しさと勇気が少しずつ家族に伝わっていったんだろうなあと、今回の巻を読んで改めて思いました。家族みんながいるって分かった時の「よかァねェけど…――よかった…」も、何かすごい轟君らしくて(語彙力)好きな台詞だ~。
荼毘が倒れた後にエンデヴァーが謝罪するところ、ひとりひとりに「~してごめんな」って言うのに、轟君には「ごめんな」だけなのが、この父子のこれまでの縺れや関係の重さみたいなものを感じてすごい印象的だったし、好きな場面だなって思った…。
トガちゃんとお茶子の話も、ねぇ……! どう決着がつくんだろうってずっと思っていたけど、トガちゃんの行き着いた先の気持ちにとても納得したし、泣けた…。
自分らしく生きたいってずっと願っていて、敵連合ではそれができていると思って行動してきたトガちゃんが、お茶子と出会って触れ合うことで、新しい自分らしさや愛し方に気づいていくという流れがあまりにも美しすぎて、何回も読んだけど全然まだ読み込み足りない気がしている。トガちゃんの気持ち、お茶子の気持ちがまだぐるぐる未消化で胸の中に回ってる感じがする…。
他の漫画やアニメとかを見ていても思うのですが、物語の中でキャラクター達が関わり合う中で、こういう「この人に会ったから変わった」というのが伝わるシーンが私すごく好きなんですね…。他の誰でもない、あなたがいたから、というのが分かる、キャラクター達の気持ちや関係の変化を丁寧に描いている作品が大好きなので、私はヒロアカが好きなんだなあと思います。
あとお茶子の、「緑谷出久を好きになって」という言葉、これをはっきりと言えるところにお茶子の成長をめちゃくちゃ感じて、ここもすごい好きな台詞。
そして時々耳郎ちゃんが出てきて、姿を見れることは嬉しいんだけど、これ以上ひどい怪我をしないで欲しいと切に願うばかりなのであった…。
耳郎ちゃんを見くびっているとかそういうのでは決してなくて、ただ好きな子にはつらい目にあってほしくないじゃん!!??まじで!!!っていう気持ちです。
No.394の扉絵の耳郎ちゃんの笑顔がとびきり可愛くていとおしいです。上鳴君もすぐそばにいて嬉しい。それから瀬呂範太×メガネがとても良いです。
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2023.06.05(月) 15:12
ヒロアカ38巻の感想らしきもの。
何かいつも言っている気がするけど、この戦いどうやって終わるん…。AFOも死柄木も強すぎん…?
これ以上酷い状況にならないでと祈りながら読んでいても、いつも上回ってくるのしんどい。でも今回でようやく敵サイドに綻びみたいなのが出てきたから、それで何か形勢が変わると良いんだけど…どうなんだろう。死柄木はOFAなんていらないってはっきり言ったもんね。
38巻で熱かったのは、ラブラバ→ジェントル→レディ・ナガン、と心操君!
レディ・ナガン生きていて良かった…。いや今も全然無事な感じではないけれども。彼女が「生きた意味」と言うと、すごくずしんと来るものがある。
心操君はまだヒーロー科編入できてないしインターンにも行っていないのに、いきなりの敵との対峙でこんなに動けているのすご過ぎるよ。相澤先生のこともあるし、覚悟をして今ここに立っているという感じがして、本当に頑張れ心操君。いやもう充分頑張っているけどね。
ホークスどうにか無事でいてくれ…と思っていたけど、あれはもう、個性取られてる…?やめてよもう…。
ここの場面の峰田にも泣かされました。常闇の黒影を奪んじゃねえってところ。あのビビりな峰田がAFOに向かっていることとか、しかも自分は良いから仲間に手を出すのは止めてくれっていう思いとか、峰田の仲間思いなところに弱いので、ここすごい良かった。
そしてこういうあり方って、上鳴君とめちゃくちゃ似ているじゃんね(泣)。この二人が何かと一緒にいるのって、その場のノリとかそういうのもあるかもしれないけど、根本にある価値観が似ているからなんだなあーというのが分かってきてすごく良い。そういう相手と一緒にいると気持ちが楽だもんね。
そして、耳郎ちゃんは弱者じゃないわ!!AFOふざけんなこのヤロー!!
耳郎ちゃんが梅雨ちゃんに耳のことを言われた時の返事を見て、耳郎ちゃんは強いなあと思いました。でも今あの状況だから逆に受け入れられているだけで(そうするしかないし)、後々落ち込んだり苦しんだりする時が来るのかもしれないなとか思うと…。
きっと耳郎ちゃんは自分で折り合いをつけて前に進んでいくことができる人だと思うんだけど、だから大丈夫なんだろうけど、私が勝手にしんどいと思っているだけ…うぅ…。だって大切なアイデンティティじゃん、耳郎ちゃんのさあ…。AFOマジで許さん。
でも耳郎ちゃん、すごい表情も大人っぽくなったよね。どんどん大人になっていくんだなあ…。今回の巻、超イケメンだった。
あと私、上鳴君が周りを想うのにもとても弱いので、相澤先生達が落ちていくのを見て上鳴君が「いやだあああ!!!」って叫ぶところももうダメでした…。この言葉の中に、「もうこれ以上は」っていう気持ちもあるような気がして、絶対にミッナイ先生のことが頭を過ってるよなあって思ってしまった。
ミッナイ先生が亡くなったことに対して上鳴君のリアクションって特に描かれていないと思うけど、前線でのあのやり取りがあったから絶対に心に抱えているものはあるじゃん。ちゃんと飲み込む間もなくまたこうして戦いが始まってしまって、心の中に整理できない色んなものがありながらも、仲間のために頑張っているんだなあと思うと泣けてくるよね…。まだ16歳なのに…(泣)。
それにしても、常闇君の幼少期が可愛すぎて頭抱えるレベル。髪の毛もおてても曲線で真ん丸で可愛いよおぉ。いい子いい子してあげたい。ダークシャドウといつも一緒、初めての雪遊びも一緒…可愛すぎて涙出てくる。枕元にバンギラスみたいな人形があるのも何かもう全部可愛い。可愛い。
あと、おまけページで上鳴君も耳郎ちゃんも描かれていてにっこり。
あきやま先生に描いてもらえてたら嬉しい耳郎ちゃん可愛い。ていうか耳郎ちゃんが「~だったら嬉しい」っていう素直な気持ちを内面に持っていることがすでに可愛いんですけど、伝わりますかこの気持ち?
おまけページもそうだし、キャラクター紹介の絵もそうなんだけどさ(水着!水着!)、上鳴君の体格がどんどんがっちりしてきているのが最高です…。大人の男になってきておる…。成長期仕事してくれてありがてえ、これからも頼むな(?)。
耳郎ちゃんが黒のホルターネックの水着なの解釈一致ですありがとうございました。チェーンっぽいチョーカー?しているの大人っぽいけど、ホルターネックの結び目がリボンっぽくちょこっと見えているのが可愛いくて、綺麗めと可愛いのバランスが最高。そして耳郎ちゃんお腹ほっそい。かっこいい。
上鳴君の水着の柄が見えないのが残念なんだけど、もしかしてネックレスしてるこれ…?首の筋とかじゃないよねたぶん…?素肌にネックレスしてるのチャラくて最高。外見のチャラさはいつまでも忘れないでほしい。
ところでかっちゃんはどうなりました…?キャラクター紹介にもいない…よ…。
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2023.02.06(月) 23:17
37巻読みました。
以下、障子君で頭がいっぱいな人が書いた感想らしきもの。
障子君の話をいつか描くっていうほりこし先生のコメントを見た時からずっと障子君メインの話を待ってて、今回裏表紙が障子君だったからもしや…と思って読み進めたらそうでした。
障子君、格好良すぎませんか…。
障子君を思って怒る口田君もそうだし、37巻の後半涙腺ゆるゆるで読んでた。
でもスピナーと死柄木の、同年代の友達感を見せられるのも弱いので、何かもう色んな方向から私の心をえぐってくる話だった…。
「その恵まれた力で何を守りたい」という言葉に障子君の思いや生き方が詰まっている気がして、この台詞がとても重く感じた。
自分の個性は人のためにあると信じて、それを自分の真ん中に置いているからきっと障子君はぶれないし、色んな覚悟もきまっているんだろうなぁ…と。
だから自分にできることだと確信できたら、障子君は自分の命は顧みずに行動できてしまう人なのかもしれない…とか、色々考えてしまって何だか悲しくなってしまいました。
障子君のことを心から大切に思って心配する人達に囲まれて生きていってほしいです(誰目線?)。
この過去話を知った後に、ヒーローズライジングで真幌ちゃんと活真君を瓦礫から庇う障子君を思い出したら、さらに泣けてきてしまった。
あのシーンすごく印象的で、障子君を好きになったきっかけの一つでもあるんだけど、あの迷いない行動の根本が見えた気がする。
アニメオリジナルストーリーと原作がキャラクターの解釈を補完しあってるのすごくない?ヒーローズライジングは本当に名作や…。毎年映画館で上映すべき(ヒーローズライジング大好き)。
小松未歩さんの「傷あとをたどれば」という曲が私はすごく好きなんですけど、その中で特に好きな歌詞、
「幾つもの想いが生まれ優しくなれることね 人生は」
が、今回の話を読んでいて頭に浮かびました。
幾つもの想いって、喜びとか嬉しさとか良いものばかりじゃなくて、怒りや憎しみや悲しみや寂しさや色々あるけど、その先にあるのは優しさだと言い切るこの歌が好きなんですよね。ひとそれぞれそうだったら良いなあと思うんです。
この優しくて、しなやかな心強い言葉が障子君みたいだなと思いました(作文)。
障子君は大人達から暴力を受けた直後でも、助けた女の子が「私があの時溺れなかったら…」と言いながら流している涙に心を痛める男の子なんだろうなと思う。優しいね。
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2022.10.14(金) 23:40
36巻の感想 その②
轟君はずっと、この個性を持って生まれたことについて、自分なりの意味を見つけようとたくさん考えてきたんだなあということが伝わってきて、じーんとした。
デク、飯田君と仲良くなってからというものポヤポヤしてて赤ちゃんみたいだったのに…こんなに逞しくなって…。
轟君が今立っている場所はもう、自分の意志で選んだヒーローの道で、なりたい自分になるための入口にちゃんともう立てているんだ、とか感じることがいっぱいあってとにかく良かった。
そして何より轟君はやさしい…。吹っ切れて、自分の血筋を受け入れて、それを背負っていく覚悟を決めたからこその優しさ=強さという感じがして、本当に好きだ…。
何回でも言うけど轟君、君は本当に幸せになってね。ならなきゃだめです…。
そして緊迫した場面で差し込まれる、上鳴君からのかっちゃん日常エピソードが好きすぎる。左手〜のとこ。
かっちゃんそんなこと言うの…?思っても言わなそうなのに言うんだ?え、保護者じゃん…。
しかも「何回言われたか」ってことは、上鳴君も注意されたところで別に直す気なさそうでおもろい。
てかここの上鳴君の顔良すぎでは??とてもかっこよい。薄着✕チョーカーもとてもよい。
この二人が結構仲良いの、私本当に好きなんですよ。たぶん上鳴君の思う「爆豪ってこういう奴」っていうイメージと、かっちゃんが自分に対して思っていることがそんなにズレていないんだろうなあと思っていて、だから一緒にいれるのかなと妄想している。
市民の人を睨みつけているかっちゃんの頭を上鳴君が叩いていてるのを見た時に、何かこの二人の距離感が分かった気がした…。この二人のツーショットもっとください…。
ていうかね、巻を追うごとにかっちゃんに心を持っていかれている。ラストの展開はもう何も言えないです…。
何でこんなにかっちゃんにドラマを感じるんだろう。なんでなんで?読み始めた頃は別に何とも思ってなかったのに、ここ一年くらいかっちゃんすごい好きなんだけど。何でなのか自分でもよくわからんでも好き。
畳む
2022.10.06(木) 23:28
「コミックス派は37巻が出るまで読まない方が良い」との噂の36巻読みました。昨日読みましたよ…。
まとまりのない感想など。読んでいない方はネタバレ注意です。
すみません……。
耳郎ちゃんの左耳はどうなるんですか……。
どうなるっていうかもう、ああなったからどうなるっていうか……。もう戻らないよね……。耳郎ちゃんのアイデンティティが……。なくならないでよおねがい……。本当にいやだ……。
でも耳郎ちゃんの個性の部分ってむき出しだから、こういうことになる可能性ってあるよなとは前から思ってて…、でも本当にその展開が描かれるとは思ってなかった…。
耳郎ちゃんが目立つ場面があったのは嬉しいけど、これは…。
だけどNo.354~読んで改めて思ったのは、耳郎ちゃんは16歳の等身大の子なんだなってことで、私はそういうところが好きなんだよー!(泣)っていうこと。ていうか、デク、かっちゃん、轟君辺りがすご過ぎるだけで、怯えたり震えたりするのは、そりゃそうだよ。あんな風に怯えた耳郎ちゃん初めて見た。
覚悟って固めようと思って固まるものではないと思うんですよ。日常生活のことでもそうだけど、色んな事を積み重ねて、経験してだんだんと固まっていくものだと思うから、ましてやこんな自分の身に関わる覚悟なんて難しいし、でもそうしなきゃいけない状況に耳郎ちゃん達はいるんだよね。と思ったらつらくなってきた。ゆっくり大人になる時間をあげたい。
でも怖くても震えても、耳郎ちゃんは自分で固めた覚悟を折らなかったし、恐怖の中で思いやったのは自分のことじゃなくてデクや青山君が抱えてきたものなんだよね。耳郎ちゃんはそういう人なんだと思って、もっと好きになりました(泣)。
そもそも耳が千切れるなんて痛いじゃ済まないことなのに、耳郎ちゃん痛がる素振り全然していないじゃん。
たぶん自分が今感じている痛みよりも、もっと痛い思いをしてきた友達がいるって思ってるからなんだろうなとか……考えちゃって(泣)。
アドレナリンが出ててあまり感じていないだけなのかもしれないけど。でもあんな状況になっても怯むことなく立ち向かって、自分のできる役割を判断して行動に移せる逞しい耳郎ちゃんが私は好きです(泣)。
耳郎ちゃんってクールに見えて、実は色んな表情を見せてくれる可愛い子ですよね。常闇君に乗って登場したとこ可愛過ぎました。
あと常闇君もドギマギするんだね!?ってびっくりした。常闇君も16歳の男の子だった。そして伝え方がストレートでわろた。耳郎ちゃんの返しもとても良かった。
こんなこと言い合えるほど二人は仲が良いんだなあ~と思って、ここの会話ほっこりした。やっぱりAバンドを通して仲良くなったよね~いいね~。
一方裏表紙の耳郎ちゃんはさ、クールなすまし顔で大・好・物!です!
ていうか耳郎ちゃん全然胸小さくないし、スタイルめっちゃ良いし、腰回り細いのにふくらはぎが筋肉質なのめっちゃ良いじゃん。は~耳郎ちゃんかあいいかあいい最高。
と、36巻買った直後はしばらく裏表紙ガン見してた。ていうかガン見している自覚がなかった。耳郎ちゃんしか見えてなかった。時が止まった(?)。
てかNo. 359の見開き絵、上鳴君と耳郎ちゃん手繋いでるね……?眼鏡掛けてるけど上鳴君ですよね合ってるよね…?一瞬見間違いかと思った。
今までずっと、「上耳って付き合ってるのでは!?」という妄言を言い続けてきたけど、何かもう妄言じゃないのかもしれないと思えてきた。
実は上鳴君と耳郎ちゃんは付き合ってるor両思いっていう公式裏設定あるんじゃない……?でもあくまで裏なので読者が知ることは絶対にないけど……それはつまり何て言うのかといえば、非公式ですね、はい。いやでも、マジでこの二人の距離感だんだん変わってきてない……?やっぱ付き合ってんじゃない?(ここまで全部妄言)
すみません妄言吐いていないともう心が安定しないんですすみません。
他にもまだ言いたい感想あるので、また今度書く。
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